ご参加ありがとうございました!~杉皮探求ツアー開催レポート~
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2026年8月7日(金)・8日(土)の2日間、私たち森庄銘木産業株式会社(奈良県宇陀市)は、100年以上育った吉野杉林を舞台に「杉皮探求ツアー」を開催しました。
一般公募でお集まりいただいた一般参加者の方、建築設計者、工務店、地域づくり・まちづくりに携わる方など、合計29名にご参加いただきました。奈良県内外はもちろん、遠くは横浜市(神奈川県)や飛騨市(岐阜県)からもお越しいただき、杉皮という素材への関心の高さを改めて実感するツアーとなりました。


↑吉野杉林での伐倒・杉皮採取の様子
Q 杉皮って、どんな素材?
杉皮は、茶室や数寄屋建築、寺社建築など、日本の伝統建築を長く支えてきた自然素材です。

↑杉皮施工事例
杉皮が収穫ができるのは樹木の成長期にあたる季節の中でも夏のほんの短い期間だけ。雑節でいう「夏の土用」前後の約3週間ほどしかありません。今、奈良県内で杉皮を生産している事業者は、私たちが把握している限りわずか数社。生産の現場を一般の方が見学したり、実際に杉皮剥きを体験できたりする機会は、ほとんどないのが実情です。
両日とも、吉野杉林に入り、実際の伐倒現場や杉皮の採取を見学していただいたほか、参加者の皆さんご自身にも杉皮剥きを体験していただきました。
丹精込めて育ててきた山に分け入り、杉皮を剥くときの香りや手触り、木が倒れる瞬間の迫力――そうしたものを、五感で感じていただけたのではないかと思います。山の中でのランチを挟みながら、森庄銘木の銘木倉庫や杉皮倉庫、ものづくりの現場も見学いただき、森林資源が日本の建築文化を支える素材へと姿を変えていく「山から建築まで」の流れを、一緒にたどりました。参加者の皆さんからは活発な質問が飛び交い、最後まで熱心に見学・体験してくださっていたのが印象的でした。
▶専務より振り返り「ご参加ありがとうございました!」
杉皮は、日本の建築文化を支えてきた大切な自然素材ですが、その背景にある森づくりまで知る機会はほとんどありません。100年という時間をかけて育てた森と、一本の木を最後まで使い切る日本の知恵を、五感で感じていただきたいと思い企画しました。年に数日しかない杉皮の収穫期に、丹精込めて育てている山へ入り、実際に杉皮を剥き、その香りや手触り、伐倒の瞬間などを体感していただけたのではないかと思います。山での体験や、森でのお弁当、ものづくりの現場見学を通して、森から暮らしへとつながる一本のストーリーを感じていただけたのではないでしょうか。 また近年、脱炭素社会や自然共生への関心が高まる一方で、森林や木材に触れる機会は都市部を中心に少なくなっています。建築に携わる方であっても、木材がどんな森で育ち、どんな人の手を経て建築材料になっていくのかを知る機会は、実はそれほど多くありません。森庄銘木では「先ずは知っていただく」という考えのもと、森林・木材・建築をつなぐ体験型ツアーを継続的に開催していきます。今回の杉皮探求ツアーも、その一環として企画したもので、また来年もやりたいと思います。ご参加くださった皆さま、改めてありがとうございました!
実施概要
名称:杉皮探求ツアー
日時:2026年8月7日(金)・8日(土) 各日10:00〜15:00(2日間開催)
会場:森庄銘木産業株式会社(奈良県宇陀市)10:00〜15:00
参加者:合計29名(一般参加者、建築関係者、工務店、設計者、地域・まちづくり関係者など/奈良県内外、遠方は横浜市・飛騨市からも参加)
内容:
銘木倉庫・杉皮倉庫見学 10:00〜11:45
山の中でのランチ・吉野杉林見学と杉皮収穫体験 12:00〜14:15
振り返り 14:30〜15:00
森庄銘木産業株式会社では、これからも森林・木材・建築をつなぐ体験型ツアーを継続的に企画し、日本の伝統建築を支える自然素材や森林資源の循環について、広く発信してまいります。次回の開催情報は、HP並びにInstagram(@yamanaramorisho)でもいち早くお知らせしていますので、ぜひフォローしてお待ちください。


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